筋肉を失うと脳の細胞も減少|脳の老化を防ぐ

  • 2019.09.27 Friday
  • 11:17

 

 

 

筋肉を失うと脳の細胞も減少|脳の老化を防ぐ

 

 

週刊女性より(2019/08/31 (土)

「山の事故の9割は下山中に起こっています。

 

高齢者が階段でけがをするのも9割が階段を下りるときです。

 

これは、下りるときに使う筋肉が衰えて、つまずいたり転んだりしてけがにつながっているからです」
 


こう話すのは、加齢医療の第一人者である白澤卓二先生だ。
 


「私たちの筋肉には大きく分けて『速筋』と『遅筋』の2種類があります。
 

 

『速筋』は、短距離走など瞬発力を必要とするときに使われる筋肉で、階段を下りたり、急に止まるときなどの“ブレーキ”の役割をします。
 

 

もうひとつの『遅筋』は持久力に優れていて、長距離を歩いたり走ったりするときに使われるほか、階段や坂を上がるときにも活躍する筋肉です」

 

 

(白澤先生・以下同)


ところが、人間の筋肉量は35歳くらいでピークを迎え、その後は衰える一方。しかも衰えやすいのは速筋のほうなのだという。

 

 

速筋は、足を踏み外してもちゃんと着地して体を支えるといった、守る力を発揮してくれる筋肉なので、最近転びやすくなったという人は、速筋が鈍っているのかもしれない。


速筋の衰えがもたらす影響はそれだけではない。速筋の量は脳の若さにも関係するというのだ。


「足と脳は深く連動しており、足が刺激されると脳神経が発達することがわかっています。

 

 

逆に、歩行が安定しなくなると脊髄の運動ニューロンが減少しているという研究結果もあるように、筋肉を失うことは脳の神経細胞を失うことと同じなのです」


速筋を鍛えるには、布団の上げ下げ、床の雑巾がけ、和式トイレの使用、階段の上り下りなどの動作がよいと白澤先生は言う。

 

 

どれも日常生活の中でできる動きだ。


「昔ながらの和の生活様式の中では、速筋をフル活動していました。今の住宅・都市構造はバリアフリーで便利になった一方で、私たちの体の機能を退化させてしまっているようです。

 

 

ベストな動作は山歩きです。
 

 

山道には規則性がありませんから、次にどこに踏み出そうかと瞬時に判断しなければならず、それが筋肉を鍛え、同時に脳にも刺激を与えるからです」


「筋肉を鍛えることで、成長ホルモンの分泌が活発になり、内臓や器官、新しい皮膚や筋肉、骨をつくったりし、免疫力を高め、視力を向上させたり、認知機能を上げるなど新陳代謝が活発になります。

 

 

また、若返りのホルモンも分泌され、体を酸化から守ってくれる、細胞の再生力を高めるなどの働きをしてくれるのです」


動くことは脳を鍛えること

脳の細胞は死んでしまうと2度と元に戻らない。
 

 

−かつてはこのように信じられていましたが、今世紀になって、脳細胞は再生することが明らかとなりました。

一般的に、脳の神経細胞は加齢にともなって数が減り、脳は萎縮していきます。

 

 

脳の萎縮を進行させる要因として、加齢のほかに脳血管性疾患、飲酒、喫煙などが報告されています。

 

 

一方、ジョギングなどの有酸素運動は脳の萎縮の進行を防ぐことが指摘されています。

 

しかし、「脳の細胞を増やすためにジョギングしましょう」といっても、運動が苦手な方や、ここ数年、全く運動していない方にとっては、なかなか難しいと思います。
 

 

脳の萎縮を予防するために、手軽に行うことができる運動はないでしょうか。

 

我々は「歩くこと」に着目し、歩数が脳萎縮の予防効果をもつかどうかを調べました。

 

 

対象となったのは、NILS-LSAの第2次調査と8年後の第6次調査の両方に参加された、50歳以上の男性381名と女性393名の方達です。
 


その結果、男性では、1日の歩数が最も多いグループの脳の前頭葉(意欲をもつことや、計画を立てて行動することに影響します)の萎縮の悪化のしやすさは、最も歩数が少ないグループの約3分の1にとどまっていました(図1)。
 

 

すなわち、趣味でよく歩く方、あるいは仕事や家事などで多く歩く方ほど、前頭葉の萎縮は悪化しにくいことが示されました。

 

 

 

図1

 

 

一方、女性では歩数と前頭葉の萎縮の悪化との関係性を見出すことはできませんでした。
 

 

その代わり女性では、総エネルギー消費量が最も多いグループの前頭葉萎縮の悪化のしやすさは、総エネルギー消費量が最も少ないグループの約10分の1であることが分かりました(図2)。
 

総エネルギー消費量とは「運動(体を動かすこと)によるエネルギー消費量+基礎代謝量+食事によるカロリー消費量」のことです。

 

 

 

図2

 

 

血流改善・筋力アップ

 

 

 

 

 

 

 

 

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